筆記・デッサン用具【まんが描き方めも】

漫画を描くにおいては究極には紙とペンだけあれば描くことはできます。とはいえ、下書きをしたりデッサンなどの絵の練習をしたりすることもあるので、様々な道具があればより便利になります。
ここでは、漫画を描く上で揃えると便利な筆記用具をいくつか紹介いたします。

・鉛筆
・シャープペン
・ボールペン
・消しゴム
・ねりけし
・修正液
・定規
・雲形定規
・製図用テンプレート
・デスケル

筆記・デッサン用具の種類

【鉛筆】
小学校で使う定番の筆記用具ですが、漫画を描く時も下書きなどで重宝する道具です。またデッサンにおいても非常に優れた道具になります。
具体的な製品としては「ステッドラー ルモグラフ製図用鉛筆」あたりがとても描きやすくておすすめです。鉛筆の先をカッターで削るとペン先を自由に調整できるのも大きな利点です。先端では鋭く細かい線が描けますし、寝かせれば面のように太くも描けます。

【シャープペン】
こちらも学生定番の筆記用具ですが、絵を描く際もとても重宝します。やはり鉛筆と違い常に細い線で描けるのも、絵を描く際には役に立ちますね。どのペンでも描けますが「ぺんてる シャープペン スマッシュ 0.5mm」などの先端が細く突き出た製図用のようなものもおすすめです。先端が細い分、芯の部分の視野性が上がり線が描きやすいです。

【ボールペン】
ボールペンはインクなので描くと紙にしっかり定着します。鉛筆やシャーペンのように濃淡はありませんし、擦れて薄くなることもありません。持ち運びも容易ということもあり、外出先などでのネタ帳のメモ、クロッキーなどに向いていると思います。個人的におすすめなのは「ゼブラ サラサクリップ0.4」。インクがさらさら出てきて描きやすいです。あと芯の太さも色々試しましたが0.4くらいが丁度良かったです。

【消しゴム】
これも定番用具ですが、漫画やイラストの下書きをする際などには必須ですね。四角い消しゴムの他にも絵の場合は細かい修正も必要なことがありますので、シャーペンのような形をしたノック式の細い消しゴムもとても有効です。

【ねりけし】
集中して絵を描く時に一々消しゴムを持ち替えるのも面倒なこともあります。そういった場合などにねりけしが使える場合があります。通常の消しゴムと違い自由に形を変えられるので、ちぎって手の中に潜ませるということも出来たりします。
また、通常の消しゴムと違い消しカスが出にくいので紙の上をいちいち叩かなくても良いのも利点です。

【修正液】
絵にインクで線を入れた後に修正したい場合は修正液を使用して消すことになります。これも漫画作成では定番ですがライオン事務器の「ミスノン」がおすすめです。キャップの内側に筆が付いているので簡単に素早く塗ることができて便利です。

【定規】
綺麗な直線を描く際には必須の用具です。絵の中の細かな構造物のようなものから、漫画の枠線などの大きなものまで使用することがあるため、15cmや30cm、50cmなどの複数の長さのものがあると便利だと思います。

【雲形定規】
これは日常でなかなか見かけませんが、曲線を綺麗に描く際に使用します。定規自体が雲のような形をしており、緩いカーブから鋭いカーブまで色々な曲線を引くことができます。

【製図用テンプレート】
こちらも日常であまり見かけませんが、色々な大きさの綺麗な丸を描く時に使用します。板状のものに色々な大きさの丸がくり抜かれた形をしています。絵においても構造物や模様などを描く際に使う機会があるかと思います。

【デスケル】
これはデッサン用の用具で、板状のプラスチックに格子状のメモリがついた形をしています。これは風景などの絵をデッサンする際に、対象物を紙にどう収めたら良いのかを図るための道具となります。目で見ただけだと漠然として分かりにくいので、こういったガイドがあると描くための補助になって便利です。

簡単にではありますが、絵を描く際にあると便利な筆記・デッサン用具を紹介いたしました。様々な用具を使いこなして漫画・イラストをどんどん描いて行きましょう!

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