カラーイラストの道具【まんが描き方めも】

色鮮やかなカラーイラスト。見ているだけでも楽しいですよね。
漫画を描く上でも表紙や扉絵用などで描いたりすることもあると思います。
実際に描いてみる場合、一体どういう道具を揃えれば良いのか、これから始めるにあたりおすすめな道具を紹介しようと思います。
個人的には以下の3つの中から選ぶと良いと思います。

・コピック
・カラーインク
・お絵かきソフト

おすすめのカラーイラストの道具

まずはカラーイラストの定番と言ってもいい【コピック】。
【コピック】は株式会社Tooが販売しているアルコールマーカーです。色の数がとても豊富で塗った時の発色が綺麗です。マーカーですので塗りたいときにすぐに塗ることができ、とても手軽なのも良いです。
【コピック】にも様々な種類がありますが、漫画用イラストとして使用する場合は【コピックスケッチ】という種類のものを揃えると良いでしょう。
気軽に塗れて発色も良い【コピック】ですが、1本300円程度しますので色数を揃えると中々の値段になるのが少々難点ですが、使いこなせればいい感じのイラストが出来上がりますので、ぜひ押さえておきたい道具だと思います。

次に【カラーインク】ですが、具体的な商品の例としては、「ホルベイン ドローイングインク 12色セット」などがあります。
これは水彩絵の具と同じ要領で、原色となるいくつかの色のインクを用意し、パレットの上で調合して使用する色を作ったり、水で薄めて色を薄く作ったりして筆で塗ります。
コピックのようなマーカーとは違い、水彩画を描く感じですので準備するのがちょっと大変なのが難点ではあります。
しかしカラーインクもとても発色がよく綺麗な色が出ますし、なんといっても一番の利点は色合いの表現の豊かさかと思います。上記の12色セットのようなものを揃えれば、調合さえすれば様々な色を出すことができます。コピックは色ごとにペンが独立してますので沢山の色を揃える必要が出てきてしまいますので、経済面でも利点はあると思います。

最後に【お絵かきソフト】ですが、こちらはパソコンで描くデジタルイラストになります。
揃えるものとしてはパソコン、お絵かきソフト、ペンタブレットが最低でも必要となります。お絵かきソフトとしては「ペイントツールSAI」「クリップスタジオ」、ペンタブレットはWacom製のものがあればとりあえず問題ないと思います。
現代ではアナログよりもこれらデジタルイラストが主流かと思いますが、やはり表現も豊かで場所も取らず気軽に塗れる点ではある種最強の画材と言えるのかもしれません。難点としてはアナログ特有の味のある表現が少し難しい所でしょうか。
個人的にはもし部屋に飾るとしたらアナログで描いたものの方が良いと思うことがあります。この辺は好みの問題もありますが、これから始める際も色々な画材に触れて好みのものを見つけるのも良いかもしれません。

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