■”桜井政博のゲームについて思うこと”単行本発売記念イベント開催!(ファミWeb)
■桜井氏と須田氏のコラボ企画が浮上!? 『桜井政博のゲームについて思うこと DX』の発売記念イベントが開催(ファミ通.com)
『桜井政博のゲームについて思うことDX』 発売記念イベントに行ってきました。
このイベントは、星のカービィ、大乱闘スマッシュブラザーズなどを手がけた
ゲームデザイナー「桜井政博」さんが週刊ファミ通にて連載しているコラムの
単行本第3巻発売記念イベント。
九段下駅から歩くこと約10分のところにある、エンターブレインの社屋で行われました。
前半には
『Killer7』や『NO MORE HEROES』などを手がけた
「須田剛一」さんをゲストに迎えたトークショウが行われました。
出版記念イベントということで、両者が各々に連載している
「ゲームについて思うこと」や「エアポート51」についていろいろと語られました。
お互いに同じ誌上で(しかも)隣りどうしの連載ということで、
合同コラムでもやろうか、的なことも言っていたり。
それにしても、いつもですが、プロの話を聞くと
ボコボコに打ちのめされた気になりますねぇ。
一般人との違いは的確さかなぁといつも思います。
桜井さんの場合はゲームをやる分量が半端じゃなく多く視野がとてつもなく広い。
ただ遊ぶっていうよりかは、作者の意思を探るウエイトの方が大きいようで、
そこから得られる手触り感のようなものが蓄積されているのでしょう。
(ゲームを体感的に研究しているような印象を受けます。)
その膨大な知識からくる感覚はまさに的確なものです。
後半には
コラム中にふれたゲームの中からいくつかをチョイスし、
実際に桜井さんにプレイしてもらうコーナーが行われました。
印象的なのは、ダライアスの音楽が確かに良かったことと、
ようやくスペランカーが見られたこと。
なんかFCソフトの理不尽さって、
今回みたいに公開プレイするとなんであんなに面白いんだろう。
桜井さんの解説付きプレイ。にしてもよく喋りながら操作できるなぁ。
最後には須田さんがストリートファイターⅡに乱入プレイで、
桜井さんにボコボコにやられるというオチがつきました。
帰り際に本購入者に桜井さんによる握手&お見送り会が行われ、
どうせ一言声を掛けられるんならと、
以前行われた講習会の時になにも言えなかった後悔もあったので、
リスクとリターンよかったです! と、ちょっと場違い的な(いつの話じゃい)ことを
言ってしまいました。でも、スッキリした。
こういうイベントってすごくパワーをもらえるというか、
プロの価値観が多少でも垣間見え、いままで自分に無かったものが
ちょっとずつ補完されていき、ためになると感じます。
また、開いてほしいものですね。