【ゲームコラム】 『ポケモンはこれからどうなるの!?』(ゲーム天気vol.2掲載)

以前、同人誌用に書いたポケモンについてのコラムの転載です。


『ポケモンはこれからどうなるの!?』(2009/12/18)
 こんにちは!ポケモン好きですか!?僕は好きですよ!!若干、にわかファン的ですが!!
 ポケモンとの出会いとか、良いところを語ってるとスペースが足りないので、今回は1つのテーマに絞って書き進めていこうと思います。そのテーマとは、『ポケモンはこれからどうなるの!?』。
 ポケットモンスターは1996年2月にGB専用ソフトとして登場しました。今でこそ多くのファンを抱えるキラータイトルですが、当時は数ある新作ゲームのうちの一つに過ぎませんでした。
 ところが、良くできたゲーム性からか、小学生を中心に口コミで広がり、国内1000万本を超える売り上げ(赤緑シリーズ)に達する、超人気ゲームとなっていきました。
 その後、ハードの進化と共に、続編が発売されていき、GBCでは「金銀シリーズ」、GBAでは「RSシリーズ」、そしてDSでは「DPシリーズ」と、発売していくことになります。
 徐々に進化してきたポケモンシリーズ。その進化の過程はザックリと言うと、3~4年おきに新シリーズを出すことです。
 今のポケモンビジネスというのは、「新シリーズ」に要素を全て詰め込み、その後3~4年間を、派生作品やアニメ、映画などでつなぎ、新たなシリーズを出す、というサイクルになっています。
はたして、このサイクルがこのまま続くのか?ポケモン好きな人はチラッとでも考えたことがあるのではないでしょうか?(ない!?)
 ここは一つの要素に絞って話します。このポケモンサイクルに無くてはならない要素。それは「新ポケモン」をシリーズ毎に追加していくということです。
 しかし、DPシリーズは新ポケモンが非常に少ないと感じる作品でした。ただし、数字で見ると、DPの新ポケモンは”107匹”と歴代シリーズと比べても少ない数ではありません。
ではなぜ、そう感じるか? それは、新たな個体が少ないからです。DPシリーズは、既存のポケモンの、進化前、進化後が非常に多い作品でした。
 ただ、初めは”ネタ切れ”で少ないのかと思いましたが、あえて絞っているようにも思います。というのも、DPシリーズの時点でポケモンの種類は500体を越えています。
 このまま進めば”ポケモン全1000種!!”なんてことになるかもしれません。それはそれで良いかもしれませんが、作る側も遊ぶ側も、負担がだんだん大きくなっていることが、開発者側で大きな問題になっているのかもしれません。
 しかし、ポケモンサイクルを考えると、新ポケモンの減少はマイナス要素になります。(それに、一ファンとしても、減るとガッカリですし。)
 かと言って、このまま増やし続けていくとも思えません。ではどうなっていくのか?
 今後は現在のスタイルを捨て、既存のポケモンをより深く使う方向に行くように感じます。
派生作品なんかが、その良い例で、2009年時点でも、「不思議のダンジョン」や「ポケモンレンジャー」などいくつかの作品がリリースされています。
 本流とは違う大作、例えば据え置き機での本格アクション、なんて作品が出るかもしれません。
 そして、個人的には一番気になるのが、テーマパーク事業の展望です。
 すでにここ数年、仮設ではありますが大型展示場で「ポケモンフェスタ」などのテーマパーク事業を展開しています。
 キャラクターでテーマパークというと真っ先にディズニーランドが思い浮かびますが、ポケモンもその類を模索していると思います。
 しかし常設となると非常にリスクが高く、近いうちにその方向に進むことは考えられません。
 ただ、ポケモンは元々電子玩具なので、その強みを生かし、仮想空間でポケモンのテーマパークを展開していくのではないかと、個人的には考えています。
 現時点でも、ポケモンのWi-fi広場や、ポケパークWii、Webでの夏休み大作戦、と、仮想テーマパークともとれるサービスがいくつもあります。
 より洗練されたバーチャルサービスへ発展していき、ゆくゆくは常設で・・、となっていくかもしれません。あくまでも仮な話ですが、以上、ザックリとした考察でした。(だんご-b)


書いた時点では、ブラック・ホワイトが発表されていなかったので、かなり適当なこと書いていますが、しっかり続編は出ましたね。
ただ、従来とは遊びの仕組みを若干変えてきているので、DPシリーズの時点で閉塞感があったのは確かだったと思います。
たまにはこういうコラムも書きたいんですけどねぇ。文章力があればもっと書きたいのですが。

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