【雑記】 モンタージュってすごいね!

・シナリオえーだば創作術 だれでもできる脚本家 首藤剛志 (WEBアニメスタイル)
ようやく第30回くらいまで読み進めましたが、読むほどに目から鱗。というか、この方才能ありすぎる・・。
第28回に書かれている、モンタージュの話はまさに目から鱗で、こんな概念があることすら知りませんでした。(名前こそ聞いたことはあるものの、ポタージュみたいで美味そうだなー、みたいにギャグ的に考える程度。)
引用の引用で、申し訳ないのですが、概要としては、
 映像において、Aというものと、BというAとは別のものがつながると、Cというさらに別のものが生まれるという事。
 はあはあ舌を出している犬の顔が写っている……これがA
 全然別の場所にある骨付きの肉の塊が写っている……これがB
 この二つの映像をつなげる……つまりA+B
 すると、肉を欲しがっている犬という、別の意味が生まれる……これがC
 Aの犬は別に肉を欲しがっているわけではない。
 Bも犬とは関係のない場所にある人間が食べるための肉である。
 しかし、つなげると、違うものを感じさせてしまう。
 これが、モンタージュの基本である。
 ……ここまでが荻氏のおっしゃることの受け売りである。

ここまで考えられて作られてることが、まずすごいですね。
無意識的に見ていたので気付きませんでしたが、言われてみれば確かにそう感じます。
これは脚本家だけではなく、漫画を描こうとしてる人にも、とても重要な要素のようなに思いました。

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