『星のカービィ 25周年記念オーケストラコンサート』に行ってきた!at Bunkamuraオーチャードホール

追加公演で行われた『星のカービィ 25周年記念オーケストラコンサート』に行ってきました。
ことごとくチケット争奪戦で入手できていませんでしたが、なんとかS席1枚だけ入手しました。本当は良い席+お土産付きの「ドリームシート」を狙ってましたが会場に入れるだけでも十分です!
ちなみに座席は3階の前列でステージを上から見下ろす位置でした。しかし悪い席と言う訳ではなく、演奏している楽器それぞれの音が程よく混ざり合う位置のため、玄人好みのいい位置なんだそうです。ステージ中央には映像を映し出すためのスクリーンが設置されていましたが、こちらも問題なく見ることができました。

演奏を聴いた感想としては「最高」の一言。
毎回思いますが、オーケストラによる生楽器は、他では絶対に味わえない迫力があり感動的です。
ましてや今回はよく知っている「星のカービィ」の楽曲でしたのでより一層でした。

コンサートで行われた演目は以下の通り

[第1部]
星のカービィ25周年 グランドオープニング
星のカービィ 夢の泉の物語 メドレー
デデデ大王&メタナイト・タッグメドレー
星のカービィ2なかまメドレー
星のカービィ3&64メドレー
星のカービィスーパーデラックスメドレー

[第2部]
カービィのエアライドメドレー
星のカービィ鏡の大迷宮&参上!ドロッチェ団メドレー
ボールになったカービィメドレー
星のカービィトリプルデラックスメドレー
星のカービィロボボプラネットメドレー
星のカービィWiiメドレー

[アンコール]
あしたはあしたのかぜがふく
銀河に願いをスタッフロール

ちなみに追加公演ではアンコール曲が増え「あしたはあしたのかぜがふく」が追加されたそうです。

曲目の間には出演者によるトークを挟みながら進行してました。星のカービィのディレクターやサウンドチームの裏話や声優さんによるカービィボイスの実演などが行われました。生みの親である桜井氏の登壇はありませんでしたが、カービィファンにとっては見どころが多かったと思います。

第1部の途中には、25周年を祝うためハッピーバースデーをカービィに歌ったり、ポップな世界観もあってかにぎやかな演出が印象的でした。この辺り「ゼルダの伝説30周年記念コンサート」では比較的落ち着いた雰囲気で進行していたので、任天堂系のタイトルであっても作り手によって違う感じになるんだなぁと、妙に感心しながら見てました。

曲目の中で特に良いと感じるのは、やはり一番思い入れのあるタイトルの曲になるかと思います。
近年の新作以外は概ね遊んでますが、オーケストラの生演奏を聴いていて感動したのは「スーパーデラックス」「64」「エアライド」「Wii」辺りのタイトルの曲でした。自分の中ではやはり思い入れのあるタイトルなのでしょう。
考えてみれば「スーパーデラックス」では、演奏中に映し出される映像にあった、タイトルムービーからの0%0%0%には苦い思い出がありますし(会場も笑いが起きてましたね)、「64」のゼロツー戦なんかも攻略本なしで行ったので、たどり着くまでの苦労を思い出したり、「エアライド」なんかも良曲なのにCD化されてなくて、ニンテンドードリームの付録の出張サウンドテストを繰り返し聴いてたり、色々思い出がありました。
「Wii」はそういった思いではないのですが、ただ当時遊んだ時、開発スタッフの執念にも似た気迫を感じたのを思い出しました。すーっと出ていなかったシリーズ本編だったので開発は恐らく難航していたと思われます。ただその出来は素晴らしいものでカービィ新時代を予感させてくれるものでした。現代カービィの礎になっているのを見ると、スタッフの人たちの思いは強いものがあると思います。そんなタイトルが本コンサートの締めくくりに選ばれているのを見ると感慨深いものがあります。

ちょっと豆知識ですが、プロ野球「千葉ロッテマリーンズ」の応援歌の中の一つになんと「クーのテーマ」が使われています。個人的に千葉ロッテの応援もよく知っているので「クーのテーマ」がオーケストラ演奏された際はなんか2重の感動がありました。

グッズもせっかくなので買いました。パンフレット、メモリアルグラス、マスコット。まぁ記念という事で、ただ相変わらず足元見てる価格ですが。

と言う訳で非常に満足度の高いコンサートでした。CD化されるのかな?ゼルダはCD化されてるので何かしら準備してそうですがはたして。出来ればニコ生もやったことなので映像もセットにしてくれるとうれしいけど。

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